私は、司法試験合格後、裁判所職員である家裁調査官(補)として家事事件・少年事件を担当してきました。2年間の研修を経て家裁調査官に任官し、初めて赴任したのは、奄美大島(鹿児島家庭裁判所名瀬支部)でした。
この度、ご縁があって、弁護士法人あすなろの一員となり、思い出の地である奄美の支所で弁護士として勤務を開始することになりました。
家裁調査官時代には、家事事件・少年事件を通して、離島ならではの紛争解決の難しさや司法サービスの利用しづらさなどを感じてきましたが、一方で、奄美の人々の優しさ、純粋さに度々触れ、助けられてきました。
紛争の渦中にあると、なかなか思うようにはいかないことが多いと思いますが、依頼者の方が本来の強さを取り戻し、自分らしい人生を送ることができるようにサポートさせていただきたいと思っています。