平林 佳江子 Kaeko Hirabayashi

弁護士登録以来、外国人の方々のご依頼や海外案件に数多く携わってきました。

アメリカ及びオランダに合わせて3年間の留学を経験して、国際人権法を専門的に学び、現地の人々のみならず世界各国からの留学生と出会い、多様な考え方や価値観に触れることができました。同時に、外国人として国籍国ではない国で暮らすことの大変さを実感しました。その経験の中で最も大切だと感じたことは、一人の人間を人種や国籍のカテゴリーを通して見るのではなくその人自身をよく知ろうとすることです。その人の属性にとらわれることなく、その人個人がどのようなバックグラウンドをもち、何を考えているのかをしっかり聞いて話し合いながら関係性を築いていくことが、何よりも重要です。

今後も国際的な案件に積極的に取り組むとともに、留学で経験したことを生かし、国際法、国際人権法の問題に積極的に取り組んでいきたいと考えています。