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あすなろ法律事務所 第14号 2011・新年号

奄美あすなろだより
あすなろセミナー
顧問先様御紹介

新年明けましておめでとうございます

 昨年は、朝鮮半島における武力衝突事件、尖閣諸島周辺海域での漁船衝突事件など、日本を巡る東アジア情勢の緊張が大きく高まる年になってしまいました。国家の歴史において、海の上にも明確な国境線が引かれ、各国がこれを強く意識するようになったのは比較的最近のことです。かつて、海で生きる民は、国境など意識することなく、比較的自由に海域を往来していました。国家が漁業資源や海底資源の獲得競争を繰り広げる今となっては、そんな時代は夢のようです。
  日本がこれからいかなる国家を目指していくのかは難しい決断です。日本が現在のような繁栄を享受し続けることを目指すのであれば、狭隘な国土しか持たず、埋蔵資源も有しない以上、将来にわたっても、通商国家として貿易立国を図っていくほかないでしょう。そのためには、近隣諸国との間の緊張した領土問題を抱えていても、アジア諸国を含め、世界各国との多元的な協調関係を地道に強めていくしか途はないように思われます。
私たちの事務所も、国内法務に関する案件にとどまらず、中国・韓国を始めとするアジア諸国との関係で事業を展開する関西の企業のお役に立てるよう、事務所の体制をさらに整備していきたいと考えております。既に、中国・広州の法律事務所とは連携して業務を行っており、韓国法が関連する業務にも取り組み始めております。大阪と奄美の2つの事務所を拠点に、視野は世界に広げて、業務を展開していきたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

編集後記
昨年の猛暑が嘘のように、外は冷たい風。銀杏並木の葉は落ちましたが、御堂筋では、この時期、夜間ライトアップが行われ、夜の通りはイルミネーションでとても幻想的。色とりどりの華やかな光の世界は、昼間のオフィス街とは異なる不思議な空間です。ライトアップは1月16日まで、事務所へお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

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日本環境法律家連盟

 今年は,大阪支部の活動を活性化させる取り組みとして,他のNGOやNPOと連携して,相続や信託を通じて財産を社会貢献に役立てたいと考える人々をサポートするプロジェクトを予定しています。遺言や相続によってNGOやNPOに財産を寄付する方に対して,JELFの弁護士が法的サポートを行うものですが,通常のサポートとの大きな違いは,「社会貢献ができることと,生きた証を未来に残せる」点です。長年環境問題に取り組んできた実績と信頼を生かし,手頃な価格で,専門家によるワンストップサービスを実現させます。自分の生きた証や未来への想いが後世に「かたち」となって残るように,さまざまな提案をしていく予定です。お問い合わせは、 JELF大阪支部 事務局 真下 jelf-osaka@green-justice.comまで。

TBS NETより

TSBネットワークは、弁護士法人あすなろが参加している専門家のネットワークであり、税理士法人、司法書士・行政法人、中小企業診断士等の専門家が参加しています。各事務所は、チクマビル3階・4階に集まって業務を行っております。
私たち弁護士が皆様からお受けする相談や依頼案件を適切に解決するためには、弁護士が得意とする民商法等の法的知識だけでなく、税務に関する知識、不動産登記に関する知識、事業経営に対する知識など、様々な知識と経験が必要です。私たちは、これらを皆様のニーズに合わせた形で提供できるよう協力体制を築き、普段から意見交換や共同での研究・研鑽を行っていますので、安心してご相談いただければ、と思います。

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